出産2日前の気持ち

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こんにちは。
今日は出産2日前に書いていた日記を記事にしてみます。
いつか本記事を読み直したときに、「こういう感じだったなぁ」と懐かしむこともあると思い、当時の気持ちや状況を記録しておきます。

妻が妊娠したときの気持ちについては下記記事に書きましたので、もしよければ除いてみてください。

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2021年10月1日(金) 早く妻を楽にしてほしい

出産予定日だった9月27日(月)を4日も過ぎ、10月になってしまった。

今の率直な気持ちは、「早く妻を楽にしてほしい」だ。

もちろん息子の誕生が楽しみではない、ということではない。

それ以上に、妻を苦しみから解放してほしいという気持ちが強いということだ。


妊娠・出産というものは、想像していた以上に、本当に大変だ。嬉しい・楽しいばかりではない。食べることも、立つことも、座ることも、寝ることさえも満足にできないのだ。

男である私には代わってやることのできない色々な負担が、妻にはのしかかっていた。

おなかの子が動いた拍子に胃を蹴り上げられ、突然の胃痛と吐き気に襲われる妻。突然やってくるうえに防ぎようがない。いつまた蹴られ、吐き戻すかわからないから、食欲はあまりない様子だった。

おなかが大きく重くなってきている妻。立ったり歩いたりする際には腰への負担が大きくなってきていた。かといって、寝ることも難しい。仰向けになれば、おなかが重たくて苦しく、横向きになればおなかが引っ張られてなかなか眠れず、ましてうつ伏せにはなれない。座るほうが比較的楽だとは言え、ずっと座っていればそれはそれで体がつらくなってくる。

ほかにも様々な後期つわりの症状がある。前駆陣痛と思われる痛みだって出てきている。

さらに、出産予定日1週間前の健診で、産院の院長先生から言われた言葉が、彼女を精神的に追い詰めている。出産予定日1週間前の健診の際に、産院の院長先生から
「赤ちゃんは出産予定日より早く生まれたほうが良い。」
「あなた以外の9月出産予定の人たちは、全員出産予定日前に産まれた。」
「予定日も近いのに、全然生まれる様子がない。ちゃんと運動・体操しなさい。」
というようなことを伝えられていた。

そのため、「予定日前に産んであげられないダメな母親でごめん」とこぼすような精神状態になっている。こうした妻に少しでも楽になってもらうために、できることはやっているものの痛みを直接代わってやれるわけではないのが本当に歯がゆい。


日中は妻が好きなピクミン3を一緒にやりながら過ごした。ピクミンのような頭を使いながらやるゲームをしていると、多少痛みから気を刷らすことができるらしい。

 夜になり、寝る前も辛そうだ。妻の腰をさすり、少し楽になったタイミングで寝ることにした。前駆陣痛の頻度も上がってきており、もしかしたら今夜にも本陣痛が来るかもしれない。

体力温存のために、二人とも早めに布団に入った。妻が気になって眠れない。早く楽になりますように。

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