はじめに
これまで、いろいろな形で育児休業給付金に関する記事を書いておりました。
しかし、事前にいくら調べていても、実際に経験してみないとわからないことも多いものです。
本記事では、下記のように思っている方に向けた記事です。
- 産休・育休手当っていつ支給されるの!!
- 産休・育休手当って、休業開始から振込まで2ヶ月とかじゃないの?
実際、私たち夫婦も、2カ月程度で手当金が支給されると思っていたので、家計がひっ迫した状況となり、苦労しました。
そこで本記事では、産休手当(出産手当金)・育休手当(育児休業給付金)が実際にいつ支給されるのかについて、私たち夫婦の事例をご紹介いたします。
※なお、本記事執筆時点(2022/3/23)で、育休手当の初回分を受け取っているのみなので、2回目以降については、予想として書いています。2回目以降も想定と違うことがあれば、都度加筆修正していきます。
手当金の支給までの期間
妻の場合
妻の産休手当・育休手当が支給されるまでの期間について図に示します。
産後速やかに手当金の申請を行っていますが、産休手当が支給されたのは110日後=3.7カ月後でした。また、育休手当については、育休開始から初回支給まで、99日後=3.3カ月かかりました。なお、9月の給与支給が手取りほぼ0なのは、8月分の就業日数が少なかったためです。
妻曰く
マジ早く入って来いよー!
早々に手続きしたのに、なんでこちらの都合ではないところで、2ヵ月も3カ月も待つんだー!?
という気持ちだったそうです。
夫の場合
続いて、私(夫)の育休手当が支給されるまでの期間について図に示します。
図の通り、初回の育休手当が支給されたのは、育休開始から129日=4.3カ月たったころでした。想定の2倍以上の期間を要しているため、支給されるまではかなりそわそわしました。
いったいいつになったら支給されるんだ?
ちゃんと手続したっけ?
手当金の初回支給までの無給期間
さらに、手当金の初回支給までの無給期間についても図に示します。ここ、とても大事なので、ぜひ参考にしてください。
図からわかる通り、妻は155日=5.2カ月、私(夫)は102日=3.4カ月の無給期間がありました。そのうち92日=3.1カ月は二人の無給期間が被りました。
※実際には、12月にボーナス支給があったためなんとかなりましたが、タイミング次第では詰んでたかもしれません。
3カ月分以上の生活資金を確保しておこう
これまでお伝えしてきた通り、産休手当・育休手当が支給されるまでは、想定以上に時間がかかることがあります。
これから出産を予定している方は、夫婦の収入がなくても生活できるだけの資金(目安として3カ月分以上)を用意しておくことをお勧めします!
また、まだ産後間もない方は「手当が2か月後に入るはず!」と油断せず、手当が支給されるまでは節約生活をしておいたほうが良いと思います。
まとめ
- 産休手当(出産手当金)の支給まで、3.7ヶ月かかった。
- 育休手当(育児休業給付金)の支給まで、妻は3.3ヶ月、夫は4.3ヶ月かかった。
- 二人の無休期間が被ったのは3.1ヶ月。 産休・育休に入る前に、無給期間を乗り切るための生活費として、3ヶ月分以上の貯金をしておこう
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