育児記録とは、赤ちゃんの日々の様子を記録したものです。産後、年齢の低いうちは、赤ちゃんの健康観察のために、育児記録をつけることをお勧めします。
ママは産後の入院中につけることが多いので、慣れていると思いますが、パパはどうしてもママに頼りきりになってしまいがち。育児記録はとても大切なものなので、ぜひパパも一緒につけるようにしましょう!
育児記録の項目について
育児記録では、主に次のような項目を記録します。
- 睡眠時間
- 母乳を飲んだ時間、量
- ミルクを飲んだ時間、量
- オシッコ、うんちをした時間
- その日の体重や身長
- (必要に応じて:服薬した時間)
- (日記などのメモ)
育児記録のメリット
育児記録には、次のようなメリットがあります。
- しっかり育っているかを確認できる。
- 赤ちゃんの活動リズムを把握できる。
- 情報共有を確実に行うことができる。
- 過去を振り返ることができる。
それぞれ、僕なりの観点で解説します。
1.について。母乳やミルクをちゃんと飲めているか、体重が順調に増えているか等を把握することができます。これは、赤ちゃんがしっかり成長しているかを知るためにとても大切です。母子手帳に記載されている、月齢ごとの標準体重と比較しながら、「自分の子は順調に成長できているだろうか?」と確認していくことができます。もし標準体重からあまりにもかけ離れてきているなら、小児科の先生や、自治体の保健師さんなどに早めに相談することもできます。
2.について。赤ちゃんの活動リズムを把握できると、自分たちの活動の計画を立てやすくなります。「だいたい何時ごろに寝ることが多いから、その間に集中したい作業をしよう」といった感じです。
3.について。夫婦間での情報共有にとても役立ちます。例えば「13時にミルクあげたから、次は16時ごろにミルクあげなきゃな」といった情報を一目で確認することができます。また、両親に子どもを預ける際などに「だいたいこの時間にミルクをあげてるよ。この時間によく寝るよ」など、説明がしやすくなります。口頭で説明するよりも、育児記録を見せると伝わりやすいですよ。
4.について。成長具合を振り返って懐かしむことができます。特に、簡単な日記などを残していると、後で見返して当時の気持ちを思い出すこともできます。
そのほか、赤ちゃんの健診の際や、体調不良え受診する際などに、小児科の先生に適格に状況説明することができます。
つけるのは慣れるまでは大変かもしれませんが、とても大切なので、ぜひつけてみてください。
育児記録のExcelシートについて
世の中には、育児記録をつけるためのアプリや、市販の育児ノートなども販売されています。もちろんそれらを使えば手軽に記録をつけていくことが可能ですが、僕たち夫婦はExcelでオリジナルの育児記録シートを作成して記録しています。
参考として、僕たちの日誌を一部お見せします。記載ルールはあくまでも僕たちなりに工夫していった結果です。夫婦が見て理解できれば、画像のようなルールにする必要もありません。
Excelなので、その時々の状況に応じて自由にカスタマイズできる点が気に入っています。ダウンロードできるファイルと、上記画像も少し違っていますのでご了承ください。ダウンロードできるファイルは、より一般的と思われる項目にしました。
こだわったポイントとしては、一週間を見開き表示できるようにする点と、極力簡単に印刷できるようにした点です。簡単に説明すると、「入力シート」に必要項目を入力すれば、「印刷シート」が自動更新されるようにした点です。具体的には、「週数」を入力すると、その週数に合わせて、日付や曜日が自動更新されるようにしています。習うより慣れろ、ということで、この記事では詳しくは説明しないので、まずはダウンロードして使ってみていただければと思います。
また、不明点などがあればコメント投稿してください。時間を見つけてお返事いたします。
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